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結婚式のカメラマン、ということ

今日は、初めて伺う会場の下見兼打ち合わせでした。

20代のころ、友人達が結婚していくときに、
気づいたらフィルム10本撮っていた。
その瞬間、楽しい、を超える何かが私を貫いていた。

撮りたい、残したい
そこに挑む歓喜。

そしてあがったプリントを観て反省と後悔の嵐。
もっときれいに、もっと上手に撮ってあげたかった。
もっとその場の空気感が写る写真が残したかった。

これが今日まで私を突き動かす原動力。

友人だけじゃ飽き足らず、
どうしたら結婚式の写真が撮り続けられるのかな?って考えた末
「そっかプロになるしかない!」とひらめいて走り続けて10年
ありがたいことに、結婚式の撮影を任せて頂ける機会に恵まれています。

最近の、撮影者として臨む結婚式から久しぶりに離れて
今日は最初から最後まで、見学ということで入らせていただきました。

いつもは緊張感の中で、集中力をめいっぱい働かせ
一瞬も意識は途切れない様に冴え渡らせています(のんびりやでおっちょこちょいだから特に)
それでもついつい何度も撮影しながら泣きそうに。。。(たまに泣いてる)

今日はカメラを持たず、撮影時のシュミレーションをしながらではありますが
いつもよりものすごく余裕を持って結婚式をみせていただくことができました。

厳かな挙式と、和やかであたたかく楽しい披露宴。
ああ、やっぱり結婚式好きやわあ。

ふだんはどうしてもおふたり中心に意識を働かせている場面での、親戚の方々の穏やかな笑顔。
歓談中の全体の、華やぐ「気」のようなもの。
サービススタッフの、きびきびと粛々とした姿。
キャプテンの厳しい表情。
プランナーさんの涙。

ひとつひとつの要素が重なり合って、その空気感に守られて、撮ってるんだ。

謝辞で、あたたかい祝い酒にしたたかに酔われた新郎様は、それでもとても誠実に、ご両親と、新婦様のご両親と、ゲストの皆様と、そしてスタッフにも深い感謝を述べられました。

軽やかに新しいふたりの門出を祝う音楽とともに退場するその最後で、
末席に座る新婦様のお父様に
深々とお辞儀をされました。

これなんだな。
結婚式というカタチにあてはめるからこそ、浮き上がってくる「きもち」
こんな特別なシチュエーションじゃなければ表せられない、ことばにならないおもい

それを写しとめたくて。


原点に還る。
ほんとにいい時間を過ごさせていただきました。
どうぞお幸せに。
また改めて、襟を正して、一押しのシャッターにおもいをのせて。
写せますように。写りますように。
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by my-photo-blog | 2016-09-04 22:53